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会長就任挨拶
 平成27年4月より前山本双一会長の後をうけ、日本物理療法学会会長に就任いたしました 日高正巳です。本学会の前身である「物理療法研究会」時代に事務局として関わらせていただき、その後、評議員を務めて参りました。
 日本物理療法学会は、前身の研究会時代を含め学術大会も22回を数えるまでに発展をしてきております。物理療法は、的確に使えば効果の出せる治療手段であり、昨今、示されています各種ガイドラインの中において、物理療法が推奨されることが増えています。しかしながら、臨床の場に目を移しますと、物理療法の活用が十分とはいえない状況が続いています。

 本学会の役割として、物理療法学を学術的に研究し物理療法の発展に寄与することがあります。
物理療法の発展のためには、物理療法機器の開発、物理療法の効果の科学的検証、物理療法の的確な実践者の育成の3本柱が不可欠です。
 (公社)日本理学療法士協会が
   専門理学療法士(物理療法)
   認定理学療法士(物理療法)
   認定理学療法士(褥瘡・創傷ケア)
   認定理学療法士(疼痛管理)
 と、物理療法領域において複数の認定資格を付与しています。本学会での学術活動は、これらの認定制度の認定・更新のためにも重要な役割を担っています。

 今期の本学会の重点課題としては、以下のことがあげられます。
 1.会員の加入促進
   物理療法研究に関心のある方を増やしていかなければなりません。
 2.物理療法学教育の再点検
   各理学療法士の養成校での物理療法教育が単に国家試験のためではなく、
   将来、物理療法が活用できる理学療法士の輩出を目指した教育になることが大切です。
 3.学術的研究の充実
   学術会議の学術協力団体の認定、さらには、法人化等、本学会の研究成果を社会に示していくための基盤整備

 現在の会員数は300名弱です。理学療法士数が10万人を超える状況から考えても、非常に非力な感じが否めません。本学会のさらなる発展には、会員諸氏の地道な活動が重要です。会員諸氏のご協力をいただきながら、本学会が少しでも発展できるように取り組んで参りたいと思いますので、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 

日本物理療法学会 会長 日高正巳  
(兵庫医療大学リハビリテーション学部))